松原卓二『エナガのねぐら』東京書籍

この本を読もうと思ったのはエナガのかわいさにやられてしまったためです。エナガはまるまるしていて、もふもふで見ているだけで、もうたまらん、感じがする小鳥です。
「ああ、もったいない。こんなにも可愛らしい小鳥が、私たちのすぐ近くで暮らしているというのに、それに気づかないとは、なんてもったいないことでしょう。」(p.3)
この本にはエナガの写真がたくさん載っています。そして松原さんがいろいろと説明しているのですが、そのテンションがエナガの可愛らしさにノックアウトされている感に溢れていて、もうデレデレです。
エナガは身近にいるようなのですが、この本を知るまでその存在を知りませんでした。今でもなかなかお目にかかりません。
もしもエナガが大幅に減っても、あるいは絶滅してしまっても私の認識の上では変化はないのかもしれません。もともと知らなかったのだから。
そう考えると、エナガに限らず知らないために大きな損失に気づけていないことがどのくらいあるのだろう、と考えさせられます。