緑川ゆき『夏目友人帳』16巻 白泉社

夏目友人帳』というマンガの16巻目を読みました。
「お前もまっすぐ私の目をのぞくのだな 声が届けば、人とはみなそういうものなのか?」
こう言っている妖は、自分の目をのぞいてきた少女に対する気持ちを名づけることができずにいました。
「美しき谷をともに見てみたいと思ってしまった この気持ちを人は何と呼ぶのだろうか―」
先日読んだ本の中でリルケの言葉が引かれていました。愛とは互いに見つめ合うことではなく、ともに同じ方向を見ることである。
お互いの目をのぞきこみ、その後に同じ風景を見たくなった、その気持ちは?言わずもがなではないでしょうか。