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あまのこずえ『あまんちゅ!』6巻 マッグガーデン

あまんちゅ!』というマンガの6巻目を読みました。
「そのかわりに悲しい時間もいつかかならず終わってくれるわけだしね」(p.130)
楽しい今が永遠に続けばいいとつぶやいてしまった登場人物は本当にそう思っているのかと質されて再考しています。あまのこずえさんのマンガにはループものというか動かない時間の中に囚われてしまうというか、そういった事象を扱った話数がときおり登場する印象があります。『ARIA』ではアリア社長を追いかけて迷ってしまう回、逃げ水を追いかけてしまう回。『あまんちゅ!』では以前の巻で旅館の回廊と夢と現のループ。
今がずっと続けばいいと思える最良の瞬間はあるものだけれど、それは誰かの最悪の時間かもしれなくて、終わりがなくずっと続いていくことはいいことなのだろうか、とまた考えてしまいます。