ひぐちアサ『おおきく振りかぶって』21巻 講談社

おおきく振りかぶって』というマンガの21巻目を読みました。
この巻では野球部員が監督の過去を聞いて動揺しているくだりが印象的でした。同級生を亡くした監督なのですが、その部員は今のチームメイトを連想してその中のひとりがいなくなることに思いをはせています。
「オレら11人の中の1人が死ぬことだってうまく想像できねェ」
彼は人づてに聞いたので監督と対面したときにもどう接していいのかとまどっているようでした。
印象的だったのは、自分がもしその監督と同じような立場だとして、生徒の気遣いに気づけるかな、と思ったためです。
子ども扱いすると言えば語弊があるかもしれないけれど、そういう気遣いができるとは思わずに彼女のように気づけないかもしれない。
「気ィつかってくれて ありがとう」
やっぱり彼女はいい指導者なのだろうなと思います。