マイケル・ポーラン『欲望の植物誌』八坂書房

この本を読もうと思ったのは、あるブログの記事を読んで以来、気になっていたためです。
「共進化の関係においては、すべてが主語であると同時に目的語であり、目的語であると同時に主語となる。」(pp.22-3)
「普通は」人間が中心で働きかける対象が植物だと思ってしまっているかもしれません。でも、植物の側から見てみると、人間の方が働きかけられる対象なのかもしれない。人間の欲望によって植物を選んでいるつもりが、実は植物によって選ばさせられているかもしれない、そんな風に植物の側から事態を見ようとした本でした。
リンゴ、チューリップ、マリファナ、ジャガイモの4つの植物について書かれています。違うか。4つの植物から見た人間について書かれています、と言わなければいけないのかも。
とても気になったのは、「甘さ」について書かれている箇所(pp.50-)でした。