芦原妃名子『Piece』Volume.6 小学館

『ピース』というマンガの6巻目を読みました。

「流されながら私は生きてる」(辛島美登里『流されながら』)

「『かわいい』ってそーゆー意味だったんだ」(p.124)
男性陣から圧倒的な人気を誇っているにも関わらず、「モテる人の気持ちが知りたい」と飲み会の席でのたまう女子がいます。そういう人はきっとそういう意味での「かわいい」に形容されることってないんだろうな。そういう意味で他人のことを「かわいい」と言えてしまえるのは、きっとほんとは関心がないから。関心がある相手の事をそんな風に安易な「かわいい」を使っては呼ばない、きっと。
「かわいい」に限らず、一般に褒め言葉ととれるものが、自分に向けられているときに、特殊な意味合いを持っていると気づいてしまった時、どんな風に過ごしていけばいいのだろう。気づかないフリをして流されていけばいいのかな。
「オレは 流されっぱなしの奴は 絶対認めない」(p.66)
流されないためには、やっぱり自分を知るしかないのかもしれません。そうやって自分を知るために、自分ではなくて死んでしまった他人の過去を探っていくこのお話はどこに行きつくのでしょうか。
「私を変える幸せになる鍵を持っているのは、私」(辛島美登里『流されながら』)