宇仁田ゆみ『うさぎドロップ』1巻 祥伝社

うさぎドロップ』というマンガの最初の巻を読みました。このマンガを読もうと思ったのは、アニメ化ということで、twitterのTL上を話題が流れていることもあって、気にはなっていたのですが、『コクリコ坂から』上映前のCMで『うさぎドロップ』劇場版のことをやっていて興味を持ったためです。
マルモのおきて』もそうだったけど、独身男性が子どもをひきとって育てるお話って、いちジャンルと言えるくらい設定として確立しているのかな。
「仮にそう思うことがあったとしても 言葉にしてしまうのはわたしは やだな・・・」(p.90)
子どもを育てていることで自分を犠牲にしていると感じるか、という問いに対するある登場人物の回答です。私は、自分の同僚で家に帰れば子どもたちのお母さんである人たちのことを素朴にすごいな、と思っています。今現在の自分の生活に子育てが組み込まれたとしたら、完全に破たんしてしまうからです。でも、彼女たちは普通に仕事をして普通に帰っていって、また普通に出勤してくる。元々のキャパが違うんじゃないか、とも思ってしまいますが、頑張っているからなんだろうな、と思います。そんな頑張りの中で、自分が犠牲になっていると感じることはあるのだろうか、とふと思うことがあります。なので、とても印象的なセリフでした。