青木淳『原っぱと遊園地』王国社

この本を読もうと思ったのは、ずっと気になっていたためです。
面白いな、と思ったのは「動線体」という考え方でした(pp.58-)。建築が先にあって、それを繋ぐために道ができたと考えるのではなくて、道が先にあって、建築はその中から進化した、とする考え方のようです。これは、タイトルとなっている「原っぱ」と「遊園地」の考えにも通じていて、「原っぱ」が「動線体」に、「遊園地」が建築が先にあった説に対応しているように感じられます。
この本を読んでいていいな、と思うのは、動きがとれる自由度が否定されていないからだろうな、と思います。