キャサリン・スレッサー『現代建築家による階段のデザイン』産調出版

この本を読もうと思ったのは、白揚社の『階段』が気になった時に検索の結果で知って興味を持ったためです。
この本を読みながら気になったのが、写真の撮り方です。主に登る視点で撮ったものと下る視点で撮ったものに分けられると思うのですが、どちらの視点で撮るかに傾向があるのかな、と思いました。そんなことを思うと『最高の建築写真の撮り方・仕上げ方』(エクスナレッジ)のことが気になってきますが。
たいていの階段は登る視点で撮られているけれど、螺旋状のものは下る視点で撮られている印象を受けます。地下に降りるのでなければ、階段の最初は登る視点で、目的地は登った先にあるからなのかな。階段の上り下りは単純に移動しているだけじゃなくて、昇降にともなうイメージ上の経験をしているのかもしれません。
で、同じながれで松本泰生さんの『東京の階段』(日本文芸社)も気になっているのですが、同じ移動でもそれを坂にするのではなくて、階段をつけるのは、何かしら意味があるのかな、とも思ったりして、ぼーっと考えてしまいます。
タモリのTOKYO坂道美学入門』(講談社)なんて本もあるようです。