末次由紀『ちはやふる』10巻 講談社

ちはやふる』というマンガの10巻目を読みました。

「個人戦は団体戦 団体戦は個人戦だよ」(p.85)

主人公たちのカルタの先生が試合の最中で言った言葉です。???といった感じの言葉ですが、後半部分の「団体戦は個人戦」についてはお話しのあとのほうで分かるようになっていました。

この団体戦を個人戦にするためには、ある条件が必要で、その条件を満たすためには、日頃の行いというかチームの関係性が重要になってくると思うのですが、個人戦をしろというのに満たすべき条件を分かっていなくて、結局ぐだぐだになっている日頃の仕事と重ねて読んでしまいました。

あと、この巻は読んでて、努力するのが恥ずかしくなるのっていつ頃からなんだろう、とよく思いました。

「懸けてきた一年があるから 苦しいんだ」

同じ先生が教え子のことをそんな風に見守っているシーンがあります。やればやるほど、そこに気持ちが入っていれば入っているほど結果が伴わないと自分が感じると苦しさはつのるものだと思います。でも、若いうちは自分を諦めずに済むのかもしれない。残されている時間は多い、とナイーブに前提できるから。それが諦めやすくなったり、恥ずかしくなるのは残されている時間がどのくらいだと感じられるようになったあたりなんだろうな、とぼーっと考えました。