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『かもめ食堂』

映画の感想

かもめ食堂』という映画をDVDで観ました。この映画を観ようと思ったのは、先日観た『プール』がちょっと不完全燃焼気味で、荻上監督との違いはなんなんだろうなー、とぼーっと思っていて、最近体調も良くなくて、ロハスな映画を観ればなんか変わるかな、と思ったりしたためです。

ほんとは、そういった映画を観て、その中で表現されていることをいいな、と思ったり、癒されましたー、とか言うのは、当の映画で静かに否定されていたり批判されていることと同じではないかというメンドクサイことを考えたりして観ようか観まいか迷っていたのですが、ちょっと疲れたので観てみました。

「私は太った生き物に弱いのだ。おいしそうにご飯を食べる太った生き物にとても弱いのだ。」

お話しの冒頭で、小林聡美さん演じる主人公のモノローグが入ります。上に引用したのはその一部です。むかしはなんとも思わなかったのですが、最近は、TVで美味しそうにご飯を食べる人を見ると、自分の食欲もわくように感じられて生きるというのは食べることだよなー、と分かったようなことを考えたりもするのですが、子どもの頃の3分の1くらいしか食べられない今から思うと、ご飯を食べられるのはやっぱり元気な証だな、と思います。

私の通勤路には一軒のカフェがあります。今の職場に異動してもうじき丸2年になるのですが、一度も入ったことがありません。群ようこさんの原作を読んだときは「食堂」から日本の食堂のようなものを連想していたのですが、映画で「食堂」の中から道端を見る視点があって、それを見ると、カフェのことを思ってしまって、もしもカフェの中から歩道を見たら、この映画と同じような光景が広がっているんじゃないのか、と思ったりして気になりました。それと同時に、お昼前と閉店間際しかそのカフェの様子は知らないのですが、きりもりしているお姉さん2人はどんな雰囲気でやってはるんやろとか考えました。

この映画を観ていても、小林聡美さんの魅力はなんなんだろ、と思ってしまって、前に『すいか』の番宣で早朝の情報番組に低テンションで出演していらっしゃるのを見たことがあるのですが、ご本人がどうかは置いておいて、小林さんの演じるキャラクターがみんな魅力的、というかあんな風になれたらいいのにな、と思ってしまうのってなんでかな、とまたまた思ってしまいました。