『NUMB3RS』「報復の連鎖」

NUMB3RS』というドラマの「報復の連鎖」という話数を観ました。

あるギャング構成員が射殺されます。その組?の人は報復として敵対する組?の人を襲います。でも、最初に殺されたのは構成員は構成員でも実は、というのがお話しの始まりでした。

この話数を観ていて思ったのは、今回もドミノ倒しという巧みな比喩を用いて、それを逆転させることで報復の連鎖の最初を見つけることを主人公は説いているのですが、その動機のようなものが、ギャング同士の抗争とそれに巻き込まれて死ぬことを根絶したいということで、連鎖の最初を見つけるのは、原因を探すことのように思えて、でも主人公のような感じで原因を探していくと、その原因探しが反復されて今度は原因探しの連鎖が逆向きに始まってしまうように思えて、お話しとして成立しなくてもいいことだったら、どうなるのかなあ、ということでした。

数字を扱う人は、個々の人を捨象する、という偏見のようなものがあるのですが、この話数では、殺害された人たちの写真を主人公は貼り出していて、その理由を聞かれて、顔を見たくなったから、といった感じのことをいっていて、それが自分の中の偏見と逆向きのように感じられて印象的でした。

数学を手段とする主人公と、その道20年の警官のやり方がすこしぶつかるシーンとかもあるのですが、二人とも、銃撃を根絶したいという思いは一緒なのにぶつかってしまうのってなんでかなー、とぼんやり考えました。