読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

『NUMB3RS』「えん罪の可能性」

テレビ番組の感想

NUMB3RS』というドラマの「えん罪の可能性」という話数を観ました。

自白、目撃者、指紋の一致でもって有罪とされた人が実は無罪かもしれない。同じ手口の殺人事件に遭遇した主人公兄弟の兄、FBI捜査官はそう思います。

この話数には、知っていることを言えなかった人が何人か出てきます。法廷戦略から弁護士の勧めにしたがって自白してしまった男性。事件との関係を疑いながらも、自分への疑いが強くなると思って言えなかった容疑者。

天才数学者の同僚がシュレーディンガーの猫のことを言っているシーンがあります。そこで最後に言ったのが、箱を開ければいいのに。

箱を開ける前は猫は死んでもいて生きてもいる。それぞれが確率の形で。箱の外にいる人が死んでいる可能性が高くなると考えるのか、生きている可能性が高くなると考えるのか(例えば、鳴き声をあげれば生きてるかもしれないと思われるかもしれないし、ほんとは生きていも黙ってじっとしていれば死んでいる可能性が高いと思われるかもしれない。)、この話数でほんとのことを言えなかった人たちは、そんな風に気にしている箱の中の猫のように思えました。