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『NUMB3RS』「鉄道破壊計画」

テレビ番組の感想

NUMB3RS』というドラマの「鉄道破壊計画」という話数を観ました。

タイトルの通り、鉄道を妨害して脱線させたりする犯人とのやりとりが描かれた回でした。

観ながら思ったのは、犯人の動機のことです。「危険な高層ビル」と同じような動機なのですが、その動機となる気持ちと言うか義憤というか私憤というか、そういったものが「危険な高層ビル」が自らの命に向かったのに対して、「鉄道破壊計画」では外へと向かっていました。

お話しの最初で、犯人のしたことはひとりの男の子から父親を奪っていました。でも、犯人自身が復讐しようとしていたのは、犯人自身がしたことと同じような悲しみがもたらされたからで、そう考えると、犯人はやっぱり間違っていると思います。

ここ何回かの話数で登場している犯人たちは、自分がしたことで他人が傷つくことに鈍感で、でも自分が傷つけられたことがその動機だったりして、一方で、主人公である天才数学者が自分の作った方程式やモデルによって傷つく人が増えることに逡巡している風で、彼はアラサーという設定なのですが、それよりも若く見えたりして、数学者のように迷ったり感じたりすることは青いとかウブだとか言われることかもしれないけれど、犯人たちのそれとは対照的で、印象的でした。