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『NUMB3RS』「謎のウイルス」

テレビ番組の感想

NUMB3RS』というドラマの「謎のウイルス」という話数を観ました。

このシリーズは、主人公の天才数学者が学問に対してマッドな感じがしないのがいいと思うのですが、この話数はその数学者と生化学者が対照的でした。

「Go back to the data」

数学者のメンター的な同僚、ピーター・マクニコル演じる物理学者の言葉ですが、彼が友人とランチしているところに数学者が割ってはいるシーンがあります。そこで、物理学者たちは原爆製造に果たした物理学者たちの役割に触れながら、君がやったことの影響下にあった人命の数はその比じゃないくらい少なかっただろ、という感じのことをほのめかしていました。

この話数の中で、数学者が自分がモデル化できないうちに、刻一刻と感染者は増えているかもしれない、と気にしているシーンがあって、1話目からちょこちょこ言及されているのが、純粋に数学の問題と、そこに実際の人が関わることの違いのようなものなのですが、主人公が実際の人間が巻き込まれていることを気にしているのが印象的で、そんなことを気にしないかのような生化学者と対照的でした。

Q.E.D.』の主人公である天才少年もそうなのですが、そういった人があちら側ではなくて、こちら側で生きていっていけているのは、周りに生活的というか、つなぎ止めてくれる人たちがいるからなんだなあ、と感じられます。