『ベストキッド2』

『ベストキッド2』という映画が収録されたDVDを観ました。このお話しを観ようと思ったのは、シリーズを観てみようと思ったためです。

観た後に思ったのは、「なんじゃこりゃ~(by松田優作)」って感じでした。どんな感じかというと、『ゼノサーガ』をやった期待で『ゼノサーガⅡ』をやってしまったときに感じる「なんじゃこりゃー」に似た感じでした。カレーを注文してライスじゃないものが出てきたときの感じとは違います、「ナンじゃこりゃ」。

4の中で教え子である女の子に、板を割ることについて聞かれたミヤギさんは「板が何か悪さをしたかね」って感じのことを聞きます。空手と聞くと瓦割りや木製バット蹴りを連想してしまうのですが、そういったこととは違うという考え方は、帯の色を気にしなかったり、試合での勝ち負けとは違うところに強さを見ているミヤギさんの考え方と一貫している気がします。でも、この2の中では、弟子であるダニエルくんが氷を割っていたり、ミヤギさんが家の柱を割っていたりします。氷はダニエルくんの学費のためだし、柱はミヤギさんの親友を救うためなので、哲学的には一貫しているのかもしれないのですが、この後で観た3の中で敵さんの師匠の指導で人形を破壊するものがあって、そういった見た目の派手さと実力のことを考えてしまって、気になるシーンでした。

さて、「なんじゃこりゃー」と思ったのは、その展開のせいでした。2ではミヤギさんが沖縄を出てアメリカにきた理由が明かされるのですが、そのせいで一人の女性はずっと結婚せずにきたし、親友は恨みを抱えたままだったのに、ミヤギさんはアメリカで結婚して、子どもまでもうけていた、ということがとてもひっかかりました。で、そうやって人の人生に大きな影響を与えたものの、沖縄に戻ってみると焼けぼっくりに火が付いたみたいな感じになったりして、なんだかなあ、と思いました。親友と和解するきっかけとかもご都合主義的すぎて、なんじゃこりゃー、でした。