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『柴田淳CONCERT TOUR2008 月夜PARTY vol.1~しばじゅん、アイスクリームからサニーへ~』

昨年行われた柴田淳さんのコンサートを収録したDVDを観ました。

『君へ』という曲を歌った後で、曲について話されている箇所があるのですが、そこが結構印象的でした。曲を聴くだけでも、何かそういった体験があったのかな、と思う内容の曲なのですが、そういった体験のある人が聴くと結構思い当たるふしのある歌なんじゃないのかなあ、と勝手に思います。『君が思えば』という歌も似たようなシチュエーションを歌っていると思うのですが、『君へ』が片想いなのに対して、多分『君が思えば』は両想いの歌で、片想いの方がそういった状況って切ない感じがします。いずれにしても、自分がこの世を去るときに何かや誰かを恨むんじゃなくて、なにかしら感謝の気持ちを持てるような人生を生きたいなあ、とぼーっとしてしまう歌で、曲のあとでちょっと言葉に詰まっている様子があって、印象的でした。

あと、東京国際フォーラムでの最終日の様子が収録されているようなのですが、東京国際フォーラムのステージから見た風景が夜の浜辺に立っているときと似ていると言っている箇所があるのですが(ライトが月と星々でお客さんの拍手がさざ波に聞こえるそうです。)、柴田さんの歌には「月」という言葉がよく出てきて、月は太陽と違って自分で光らないけれど、太陽だけで月がなかったら、地球の夜の側は暗いままになってしまうなー、とか連想して、TVのインタビューとか見てると、ヒットしてないことを気にかけているようなのですが、ヒットしてても、言葉が届いていないことってあるような気がして、月が大事だという連想から思考が横滑りして、柴田さんの言葉はちゃんといろんな人に届いているんじゃないのかなあ、とかぼんやりしました。

MCの様子だけ見てると、なんか弱っちー感じの女性なのに、歌い出したら、声ではっきりとした世界が作り出されてくる感じがして、自分自身の特徴をちゃんと持っているようなのに、なんでそんなに不安なんだろう、とか思ったりして、ちょっとだけ嫉妬してしまいます。