西田宗千佳『クラウド・コンピューティング』朝日新書

この本を読もうと思ったのは、今、流行?の「クラウド」を題名に冠した新書だったためです。副題は「ウェブ2.0の先にくるもの」となっています。そういえば、数年前は「ウェブ2.0」という言葉『ウェブ進化論』に触れられながら席巻している感じがありましたが、今ってどうなったんでしょう。『ウェブ3.0』という本をどこかで見かけた記憶もありますが。

クラウド・コンピューティングとは最初から一定の方向性を持った『技術』ではなく様々な技術動向が結果としてある『塊』として姿を現した『現象』なのである。」(p173)と、いうことで「クラウド」という名前をつけたのはグーグルのシュミットCEOらしいのですが、そうやって名付けられたことで、それまで長く続いていた同時並行的なトレンドに明確な方向性が生まれたらしいです。

こんなことを書くと、このコンピュータ社会で自分が無能だと言っているようなものかもしれないですが、この本を読んでも、いろんなことが便利になって無料になるんだなー、へぇー、といった感想しか持ちませんでした。

あと、サーバーが重要になるようなのですが、サーバーにいろんなものが集約されていった後で、サーバーが物理的に破壊されて大変なことになる、といったことって起きないのかなあ、と素朴に思いました。