遠山啓『数学入門(下)』岩波新書

この本を読もうと思ったのは『数学入門(上)』を読んだためです。上巻を読んでから結構間が空いてしまいましたが。

「入学試験に苦しめられた人は数学という学問そのものがひねくれて意地の悪いものだと思い込んでしまう。しかしそれはまちがいである。数学という学問の本当の姿は素直でのびのびしたものである。」(p230)これは遠山さんが「あとがき」の中で書かれている言葉です。上下巻通して読んでみて、試験から離れたところで数学に触れると確かに面白いなあ、と思いました。下巻では、合同式で整数を余りで分類するところが好きでした。

この本は私が高校生だった頃には存在していたので、あのころの自分が読んでいれば良かったのになあ、と思います。