坂本眞一『孤高の人』1巻 集英社

孤高の人』というマンガの最初の巻を読みました。このマンガを読もうと思ったのは、会社の帰り際に後輩から押し付けられたためです。よく、本やコミックを複数買いする人のいいわけとして、観賞用、布教用、実用、食用などなどがあげられることがあるのですが、これって、布教なのでしょうか。ってあんまり情熱は感じられなかったけれど。

新田次郎さんの『孤高の人』という本を原案としたマンガのようでした。ロッククライミングのお話しのようです。

この巻で印象的だったのは、ホールドする順番?のようなものが主人公にとって光って見えていたシーンです。まるで星座のようで、解釈によって見え方が違うことの比喩として、星座が使われることが結構あるのですが、同じようなものなのかな、と思いました。

あと、読んでいて、人と山があって、その間で登るということが行われるというよりも、主人公の中で完結していて、山はなくてもいいもののような感じがしたのですが、タイトルが示すように、主人公の性格のためでしょうか。それとも、やがて、山が擬人化されるように、主人公の対話相手のようになって、自分の殻から出てくるという展開があるのでしょうか。

「ケータイ無えって 今時そんなんでダチとやっていけんのかよ?」(p63)後輩ちゃんが押し付けてきた袋の中には、このマンガが4巻目まで入っていたのですが、このマンガを無理矢理私に読ませて一体どーしろと?でも、がんばって読みますが。