ニコラス・ストレンジ『グラフで9割だまされる』ランダムハウス講談社

この本を読もうと思ったのは、たまたま見たグラフのことで気になることがあったためです。それは、いわゆる昨対の変化を示したものだったのですが、縦軸が%で横軸が月でした。で、グラフは折れ線で右肩上がりを示しているのですが、どの月も100%を越えていませんでした。つまり、総数で見たときには、右肩下がりを示して、縮小していることが明白になるのに、縦軸を%でとってしまっているために、右肩上がりの図となって、まるで成長(あるいは改善)しているかのような印象を与えていました。で、タイトルが気になって読んでみました。

この本はグラフをちょっといじることで人を欺く方法を教えているようでありながら、実際は、そういった方法で騙されないようにしましょう的な反面教師のような感じがしました。メディアリテラシー関係の本を読むのが好きな人だったら、面白いと感じ本のような気がしました。

話はズレるのですが、前に『人は見た目が9割』という本がありましたが、人に限らず、見た目って影響大なんだなーと思いました。