熊倉隆敏『もっけ』8巻 講談社

もっけ』というマンガの8巻目を読みました。

「私は弱い」(p131)このお話しの主人公である姉妹のお姉ちゃんがこんな風に思っているコマがあります。前の方の巻で、柔道の試合に負けた妹さんの方が全く同じように自分のことを思っている話数がありました。この巻の帯に次のように書かれています。「離れていても、姉妹(わたしたち)はいつも、つながっている」通る道や状況が違っても、同じ言葉で表わすことのできる境地になることが人ってあるんだろうな、と思って短いながらも印象的なコマでした。

この巻で嫌だったのは、お姉ちゃんの「友だち」の振る舞いです。相手がそんなこと言っていないのに、勝手に自分の都合のいい風に解釈して期待して、それで、自分の思うようにいかないと相手を責めるというは間違っていると思います。「もう一度確かめたいのよ 友達として」(p146)こんな風に「として」という言葉を使う人はイヤラシイと思います。なんて思っていると「として」という言葉が「賭して」に見えてきたりして、何を賭けているんだろうな、と思ったりします。これはただの妄想です。