浦沢直樹『PLUTO』6巻 小学館

PLUTO』というマンガの6巻目を読みました。

「ロボットは記憶を消去できる・・・・うらやましい限りです。」(p94)昨日観た『セクシーボイス アンド ロボ』の中で主人公の女の子が忘れても無かったことにはできない、って感じのセリフを言っていましたが、記憶を消去したロボットは、本当に忘れてしまうのかな、と思います。単純に、私がコンピュータのことをよく分かっていないだけかもしれないのですが、パソコンのデフラグとかするのは、総和として一定量のスペースがあっても、飛び飛びになっていて、まとまったスペースじゃないとよくない、みたいな説明を聞いたことがあって、そのスペースの分散の仕方によって、コンピュータが仮に何事かを感じるとして、その「感じ」は変わってくるように思えて、前に論理として同じでも、それにいたる過程やレトリックの違いはある、という内容を読んだことがあって、そのことも思い出して、そういうロボットと人間って違うのかなあ、とか思ってしまいました。

この巻のp123に名前についてのやりとりが描かれています。『20世紀少年』にも名前についてのやりとりがあった気がしますし、『PLUTO』のこの部分を読んで『MONSTER』の双子の違いのようなことを連想してしまって、浦沢さんの中で何かしら気になることだったりするのかなー、と勝手に思いました。