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『灰羽連盟』Episode-5

灰羽連盟』というアニメの5話目でした。タイトルは「図書館・廃工場・世界のはじまり」となっていました。

この話数は、『灰羽連盟』の中でも、個人的に印象深いもののひとつです。図書館が登場するからです。図書館の蔵書は、灰羽たちが生活しているグリの街の外からもたらされるもので、みんなボロボロで古いものばかりです。修繕されまくりです。

この話数には、図書館で働く灰羽の先輩図書館員(司書?)さんが登場します。妊婦さんです。産休目前です。灰羽がある行為によって、終わってしまったもののはじまったカタチだとすれば、その終わりの終わり、つまりある意味本当の始まりがその先輩さんのお腹には宿っているわけで、その対照がとても印象的です。

で、そんな妄想をしていると、灰羽は働かなくてはならない、灰羽は古着しか着てはいけない、灰羽の住む街の図書館には古書しかない、ということが、灰羽は、接触を終わってしまったものとに制限されているような気がして、そういうことなのかなあとか思ってしまいます。

この次の話数は、私がこのアニメを観るきっかけとなった話数なのですが、上で書いた「終わりが終わる」ことを扱っているように思えて、なんとなく、終わることと始まることの主体から見た意味と、他者から見た意味を考えてしまうのは、この5話目のタイトルと、後々に出てくる「罪の環」のことが念頭にあるためかなと思います。