藤子・F・不二雄『パーマン』4巻 小学館

パーマン』の文庫版の4巻目でした。

この巻は、パーマン2号の一人称が「ぼく」であることが分かったり、パーやん(4号)の本名が分かったり(p105)、面白かったです。特に、ブービー(2号)の正体がバレるお話で、バードマンが規則通り、動物に変身させようとするのですが、そこで、ブービーがもともと動物であることに気づくところとか、笑ってしまいました。

印象的だったのは、『パーマン』にはシリーズ通しての敵役がいるのですが、その中のひとつである全日本悪者連盟がパーマンをやっつける案を会員に募集したお話があって、その案の中に次のようなものがあったことです。「時間をきめ、五つの場所で同時に事件をおこせばいい。パーマンは四人しかいないから、どれか一つ成功する」(p84)現実の犯罪と警察力のこととか連想してしまって、ちょっと怖くなりました。