藤野直明『サプライチェーン経営入門』日経文庫

この本を読もうと思ったのは、SCMという言葉をよく聞くことがあるのですが、ほんとはどういうもののことを言っているのだろうと思ったためです。

読んだんですが、結局よく分かりませんでした。

SCM(Supply Chain Management)が注目されるのは、「サプライチェーン上の在庫を極小化し、市場の激変に対して不良在庫の発生リスクを最小にすること」と「多様な商品を短いリードタイムで供給し、機会損失を減らすこと」という二律背反する課題に対する最適なアプローチだと考えられているからだそうです。(p22)

私個人のイメージの中では、後者の課題、リードタイムの短縮によって機械損失が減るのがSCMだと思っていたのですが、それは小売という川下側から見たものであって、生産側から見ると、在庫を持てば、リードタイムを短縮できるけど、不良在庫が発生するリスクも発生して、じゃ、需要予測の精度が上がればリスクも減るようにも思えるけれど、一番最初の需要予測の発生の仕方とか分からなくて、この本を読んでみたのですが、分かりませんでした。

ジャストインタイムとか関係があるようなのですが、何も分からない状態でなんとなく感じるのは、どこかに無理がかかることで成り立つアプローチなんじゃないのかなあということです。WinWinとかいっても、どこかにLoseがあるよーな気がして、ババ抜きをしているだけのような気がするのは、私が何も分かっていないからでしょう。