竹内修司『幻の終戦工作』文春新書

この本を読もうと思ったのは、戦争の話題にのっかるためなんだろうなきっと。

たしか、『不思議の国のアリス』の中で「はじまりからはじめて、終わりにきたら、終わればいい」という感じのセリフを言っていた登場人物がいました。この本を読んで思ったのは、戦争の終わりって大変だなということです。以前、『プライベートライアン』という映画を見たのですが、最後らへんで、降参している敵兵(ドイツ兵)を撃ち殺すシーンがありました。降伏するとき、武装を解除するようなのですが、最前線で戦っている人は、疑心暗鬼になってしまうのではないかと思いました。戦争は終わったといわれているけれど、本当かどうか分からないし、自分達は武器をおいても、目の前の「敵兵」は武器を持っているし、という具合で。

最近読んだ本の中の終わらせるのが難しいから、はじめさせないことが大切だというお話を思い出しました。