荒川弘『鋼の錬金術師』14巻 スクウェア・エニックス

鋼の錬金術師』というマンガの14巻目でした。

「お前達人間は地を這いずる羽虫を見て『おろか』と思うか?虫ケラが足掻いてもレベルが違いすぎてなんの感慨もわかないだろう?」(p18)これはある登場人物がいった言葉です。昔、新井素子さんの『グリーンレクイエム』だったか『緑幻想』だったか忘れたのですが、宇宙人が地球人を殺すのをためらわないことの説明で、人間が虫を殺すのと同じ感覚だとされていたことを思い出しました。仮にゴキブリと自分の比率と同じもので、自分より大きな存在がいるとして(ウルトラマンぐらいの大きさでしょうか?)それに踏み潰されることを想像してしまって、怖え~って思ってしまいます。でも、よく考えれば、別に実際に物理的に大きくなくても、意味の上で存在が小さいと考えられてしまえば、自分は簡単に踏み潰されてしまうのだろうなと思って、自分の頭上にスリッパが迫っていることに気づくことってできるのだろうかとか思ってしまいます。