桜坂洋『よくわかる現代魔法 jini使い』集英社スーパーダッシュ文庫

よくわかる現代魔法』シリーズの4作目でした。

「正面から戦うばかりが戦闘ではないと思われ」(p149)今日、(正確に言うと3日ほど前)あることを諦めたので、この部分を読んだときに、なんとなく身につまされました。自分にできることってなんやろと思ってしまいました。お話しの中では、強力な敵さんが登場するのですが、それと対決するのは自分の役目ではないと考える女の子の言葉が冒頭の引用です。華々しく(?)対決するのは、自分ではないと考えているのですが、対象から逃げているかというとそういうわけでもなく、きちんと向き合っている感じがするから言葉がちょっとグサっときたのかなと思います。

お話しのヤマ場は引きこもっている自分だけの世界をとるのか、他人を救うためにその世界を捨てるのかという流れだと思うのですが、こういうテーマは定番になっているのかなと思いました。