重村智計『最新・北朝鮮データブック』講談社現代新書

先日、北朝鮮からミサイルが発射されたという報道がありました。日本海に落ちたということでした。私の実家は北陸にあります。2001年9月11日、テレビをつけると貿易センタービルに飛行機が追突していました。現実に起こっていることだと思っても、ブラウン管を通して見る映像はどこか映画じみていて、ヒトゴトなような気がしていました。爆弾を投下されて一瞬にして殺されてしまうとき、自分が殺されるということを認識できるのだろうかといつも考えてしまいます。仮に当てるつもりのなかったミサイルが飛んできたとき、自分の身に何が降りかかっているのか認識する猶予はあるのだろうかと考えると、海をはさんで隣にある国のことを何も知らないでいいのかなと思ってこの本を読んでみました。

この本に書かれていることが正しいかどうか分からないのですが、印象に残ったのは、北朝鮮のことを研究しようと思ったら、言葉を覚える必要があると書かれていたことです。後半部分で韓国語と朝鮮語の違い、ハングル語という言葉が使われる理由などにも触れられていたのですが、言葉を知るということは大きな意味を持っていると、改めて考えさせられました。