羽海野チカ『ハチミツとクローバー』2巻 集英社

ハチミツとクローバー』というマンガの2巻目でした。

この巻で印象に残っているのは、山田さんという女の子が真山くんという男の子の背中で(←酔った山田さんをおんぶして送っているシーンです。)大好きといっているのですが、その話数の真山くんの最後の言葉が「ありがとう」(それも、少しタメをつくったあとの)である点です。昔、何かの本で読んだ短歌を思い出してしまいました。確か、「近づかないけど 傷つかない ありがとうとは 便利な言葉」(俵万智)だったと思います。(字余りなんで記憶違いくさいですが。)最近、俵さんの本を読んだんで思い出したんだろうと思います。俵さんの理想の失恋は「友達に着地」だとその本には書いてありました。「すみません」より「ありがとう」のほうがいい、とは自己啓発ものの常套句だと思うのですが、「ありがとう」が常に感謝を示しているかというと、そうではないなあとぼーっと思いました。