小林照幸『熟年恋愛講座』文春新書

この本は同じ著者の『熟年性革命報告』の続編(かなあ?)のようです。「年をとったら枯れる」という思い込みを覆すように中高年の性について(シニアビジネスとしての性風俗店など)記述されていました。

印象に残っているのは、要介護度認定によって、引き裂かれてしまう老人ホームの恋愛を扱っている部分です。介護保険制度が始まったとき、要介護度認定が調査員によって「手心」が加えられているのではないかという内容のドラマを見たことがあるのですが、その辺の基準ってどうなっているのだろうと思いました。あと、先日、職場で介護保険の話になったのですが、なんか話がかみ合わなくて、よくよく考えてみると、その時話をしていた人は介護保険を自分も負担することを知らないようでした。んで、よーく考えると、職場のまわりの人で40歳になっている人ってほとんどいなくて、保険料をまだ負担していないくて、そういった側面でも介護保険の給付を受けるということはどこか遠い世界にことのように感じられるのかなと思いました。