芦奈野ひとし『ヨコハマ買い出し紀行』14巻 講談社

ヨコハマ買い出し紀行』というマンガの14巻目でした。最終巻でした。このマンガが終わってしまうなんて、とても意外でした。

冒頭の「air」でアルファさんを訪ねた女性が誰か、最初分かりませんでした。「見て、歩き、よろこぶ者」を読んでいるとき、とても切ない感じがしました。この巻で最後だと分かっているので、どのお話しを読んでも、『ヨコハマ買い出し紀行』自体がいろいろな人にさよならを言って回っているように感じられて、アフタヌーンに連載されていたのを読んでいた人は、その流れをどのように感じていたのだろうと思ってしまいました。130-131ページを見たあと、その後のページを読んでいて、なんかワケは分からないのですが、泣いてしまいました。世の中が終わっていくことを知っていても、仕事はし続けるし、子供も生まれてくる、12年間ということらしいので、90年代からミレニアムをまたいだようですが、その時代に『ヨコハマ買い出し紀行』が受け容れられて、最終回を迎えたということになにか意味ってあるんかなあと思ってしまいました。

そういえば、この巻の中では、「おじさん」は一度も姿を見せていませんでした。