大貫恵美子『日本人の病気観』岩波書店

この本を読もうと思ったのは、自分が体調の悪いときに考えたりするいろいろなことって何なんだろうなと思うことがよくあって、ちょっと考えてみようかなと思ったからです。

出版されたのがちょっと前なのですが、日本人(というか日本文化?)では、病気の原因を究明することはしないと書かれていました。でも、病気では分からないのですが、いろんな問題について原因を追求する考え方って現在では、結構蔓延しているような気がしました。(日本の西欧化が大貫さんがこの本を書かれたときから更に進んだといってしまっていい問題なのかどうか分かりません。)

あと、薬局は漢方の相談を受けているという記述があったのですが、今って、薬局というとお菓子とかお酒とか扱っているものが代名詞のような気がして、院外処方箋を持っていく薬局もあるけど、それもなんかチェーン店化しているようで、薬局という業界でもお客さんの顔が見えなくなる(見なくなる)って感じの変化があったのかなと思いました。