加藤元浩『C.M.B.』2巻 講談社

C.M.B.』というマンガの2巻目でした。この巻には「青いビル」と「呪いの面」が収録されていました。1巻より面白いと思いました。

「青いビル」を読んで、小学校の頃、同級生が作ったなぞなぞを思い出してしまいました。「今夜9時、宝石をもらいにうかがう。怪盗X(←以上、挑戦状です。)問:犯人は誰でしょう?」・・・・・・、平和な小学校時代でした。犯人の動機が分かったときに、なんか寂しい感じがしました。あと、クリスティの『メソポタミアの殺人』を思い出してしまいました。

「呪いの面」を読んで、「罪の環」という考え方を思いました。それは『灰羽連盟』というお話しに出てくるのですが、「罪を知るものに罪はなし」という問です。自分のことを罪人だと思っている人は、罪を知っているわけなので、罪人ではなくなって、でも、罪を知っているということは罪人であるわけで、という風に有名な嘘つきのナントカ(←忘れました。)人のように堂々巡りをしてしまうというお話です。この円環をぬける方法も、『灰羽連盟』の中では示されていて、それが最終回の展開にもつながっているのですが、自分で発してしまった言葉にどうして囚われてしまうのだろうと思いました。