石川啄木『一握の砂・悲しき玩具』新潮文庫

この本を読もうと思った理由は、忘れました。

印象に残ったのは、啄木(←正しい漢字に変換できません。)さんが手のことをよく見ているなあということです。働いても働いても生活がラクにならないという(多分)有名な歌以外にも折にふれ手を見ているような気がしました。私自身、気がつくと自分の手を見つめていることがあって、それって何なんだろうといつも思うのですが、ほんとに何なんでしょう?

あと、「悲しき玩具」の後半部分は、病床で詠んだ歌のようなのですが、病気になったときって、こんな感じかなと思ったりしたのですが、自分の生のことをこう感じている啄木さんの裏で、奥さんである節子さんは何を感じて、どういったことを考えて生きていたのだろうと思ってしまいました。