芦原妃名子『砂時計』9巻 小学館

『砂時計』というマンガの9巻目でした。この巻には主人公たちのお母さんが学生だった頃のお話し「カナリヤ」と、主人公が結婚しそうになった男のその後を描いた「夏休み」、あとちょこっとした感じの「プレゼント」が収録されていました。

「カナリヤ」を読んで思ったのは、自分のことを核心をついて見ている他人って、自分も、その見ていてくれる人も気づいていないかもしれないけれど、全部の人に必ずどこかにいるものなのかなあと思いました。もし、全部の人にそういう他人がいるのなら、願わくば、いろんな折に出される「助けてください」がそういった人に届くといいのになあと思いました。甘い考え方かもしれないのですが。美和子さんと広子さんなら、私は広子さんのようになりたいかなとぼんやり思いました。